薬指が中指につられる話
楽器を弾く時に結構重要なものに薬指と中指、薬指と小指が一緒に動いてしまうというものがあります。
これは2つの理由があって、1つはお互いの腱が引っ張り合うからだと言われています。
もう一つは神経の結びつき、例えば小指を動かす時に使う神経細胞と薬指を動かす時に使う神経細胞が分かれてないというのも原因なようです。
一度試してみるといいですが、すべての指の先を机でもなんでも良いのでピアノを弾くようにたてて下さい。
次は他の指はつけたままで薬指だけを上にあげてみてください。TOPの画像のような感じです。
もし「あがった」という方がいたらそれはおそらくはやり方が間違っているか、特異な手の持ち主かどちらかでしょう。
普通は上がっても数ミリ、僕もだいぶ練習しましたが2センチがやっとな感じです。
この「つられる」という反応は楽器を弾くのにいろいろな悪影響を及ぼします。
例えばギターでコードチェンジをしようとして薬指を下げ、小指を上げる動作があったとします。この時薬指が強ければ上げようとした小指も薬指につられて下がろうとします。逆の場合もしかりです。要は思い通り動かなくては行けない指が動いてくれない原因になりうるのです。
ではどうしたら改善するのでしょうか?
答えとしては「反復練習」です。
「反復練習」・・・は万能ですね。人がする様々な動きの訓練の最たるものはこの「反復」です。
反復することで身体が動きに慣れるだけでなく神経の結びつきも強くなり、より思い通りの動きが出来るようになります。
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